
北米では、テラス・ドアとかバック・ドアとか呼ばれる
勝手口ドア。洗濯やゴミ出しには便利なんですよね。
さて、輸入住宅の勝手口ドアは、スチールやファイバーグラスで
作られています。だから、耐候性が高いと思われがちだが、
スチールが錆びたりファイバーグラスの表面塗装が劣化したり
するので、10年くらいで塗り直しをしたいものです。
また、ドアの中身は、断熱材のグラスウールや木製のフレームが
入っていたりするので、塗装や防水剤が劣化すれば、雨水が
中で悪さをするなんてこともある。
そして、それ以外にもメンテナンスが必要な箇所がある。
それは、ドア枠やウェザーストリップ。
最近では、プラスチックやファイバーグラスで作られた
枠材も存在しますが、木製のものもよく使われています。
勿論、当初は塗装がしっかりなされているので問題ないが、
塗装が剥げてくれば、劣化を起こすし、アリの住み家とも
なってくる。
ドア枠だけなら塗装も簡単ですから、注意してまめに
塗り直しをして欲しいものです。
あとは、ウェザーストリップ。これは、ドアとドア枠との
隙間を埋めて室内への外気や雨水の侵入を防ぐもの。
材質は、薄いプラスチックや塩ビ、ゴムだったりするので、
そのうち破れたり、ちぎれたりしてくるもの。
そんな時は交換するしか手がありませんから、私たちのような
輸入住宅専門ビルダーに相談して下さいね。
そうそう、ドア自体の歪みや下がりがある場合は、
建て起こしを調整する必要がありますので、ヒンジの交換
などを一緒にお願いすることもお忘れなく。
こうしたメンテナンスは、輸入の玄関ドアでも同じですから
一度チェックしてみて下さい。
輸入住宅のメンテナンスや修理でお困りの方は、ご相談下さい。