バスルームと言うと、日本人は浴室のことを思い出すのですが、
欧米では洗面とトイレ、シャワー・ブースが一体となった
スペースを指すのが一般的です。
何でもスペースを分けてしまおうという考え方がいいのか、
一緒にして合理化してしまうのがいいのかは、住まい手の
価値観次第ですが、こうした狭い空間でも素敵に演出する
欧米人のインテリア・デザインには、日本人も大いに
学ぶ必要があると思います。
この写真は、インテリアの専門サイトに掲載されていたもの
ですが、白と黒(ダークブラウンも含む)を対比として使い、
壁や天井のドライウォールの色を薄く緑がかったグレーにして
植物の緑をインテリアに溶け込ませています。
出来るだけ色を使わず、そして少ない色を引き立たせる
ように演出する。こうしたことが出来るセンスが、日本の
家にも必要です。
恐らくこの部屋の幅は、1.3m程度ではないかと思います。
狭い90cm幅のトイレから脱却し、洗面を一体化させた
少し広めのバスルームをプランしてみるのは如何でしょうか。
新築だけでなく、古くなった輸入住宅のリノベーションで、
こうした遊びをしてみると面白いですよね。
家の中で1ヵ所だけ非日常があるって、素敵だと思いませんか。
こうしたデザインの建築や改装をご希望の方は、ご相談下さい。
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白と黒のバスルーム
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