先日、知り合いの輸入建材屋さんが、私共の会社に営業をしにいらした。
いろいろと新しい取扱いを始めていらっしゃるようですが、その中で
紹介頂いたのが、ドイツの高性能木製サッシ、クネアズード フェンスター。
どうでしょう、この分厚い木製のフレームと建具。パインの無垢材の
寄せ木で出来ていますが、この重厚感は素敵です。
下地に防腐処理が施してあるらしいので、耐久性もある程度見込めますが、
湿気や台風の多い日本では、窓の上に庇を付けてあげるという気遣いが
必要かも知れません。
また、ダブルでLow-Eをコーティングしたトリプルガラスを使用。
ガラスは4mm厚で、間の空気層は16mm。
ですから、一番外のガラスから一番内側のガラスまでは、44mmも
あるんですね。普通のペアガラスなら、17mm程度しかありませんから
ガラスもすごいですね。
さて、この窓の断熱性能を熱貫流率(U値)で表すことが出来ますが、
何と「0.90w/m2・k」。更にパッシブハウス仕様にすると「0.70w/m2・k」。
レベルが低い国産サッシでは、到底太刀打ち出来ないくらいの性能です。
因みに、私たちが北米から調達しているトリプルガラスの高性能な
輸入樹脂サッシですら、最高で「1.07w/m2・k」なんです。
さすがに、ベンツやポルシェを作る国、ドイツです。
ただ、その分お値段もポルシェ級。性能にこだわりたいという方は、
是非ご相談下さい。
<関連記事>: これからのサッシは、ダブル断熱・トリプルガラスが主流か? (2012年12月9日)
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やっぱり、ドイツ製ですよね
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