
先日、輸入サッシ アンダーセン社の古いナローライン・シリーズ
ダブルハング・サッシを新しいデザインのティルト・ウォッシュ
(略してTW)ダブルハングに装換したという記事を書きましたが、
その作業風景を紹介しましょう。
木製の窓枠自体はそのまま使用するのですが、その表面を覆っている
白いプラスチックのレール・カバーを取り外し、それに代わって
コンバーション・キットと呼ばれる窓枠カバー材を取り付けます。
この中にサッシュを吊り下げる為のバランサーが内臓されていて、
窓の開け閉めを助けます。
傷んだ窓全体を交換すると、外壁や内装の窓の周囲をやり直ししないと
いけませんから、比較的大掛かりな工事となってしまいますが、
既存の窓枠をそのまま利用して行う窓のバージョン・アップは、
見た目を変えることなく新しいサッシに出来るという点で、画期的
ではないでしょうか。
古いアンダーセンのナローラインは、雨仕舞がよくないものも
ありましたから、木部が腐ってきたり、ペアガラスに内部結露を
起こすものもありました。
また、バランサーの吊り糸が切れた時の交換も面倒でしたから、
ダブルハングを新しくするのはいいことだと思います。
アンダーセンの古いダブルハングをお使いの皆さん、あなたの
輸入住宅も新築時の美しさを取り戻してみませんか。
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窓やドアの修理・メンテナンスの概要は、リペア&メンテナンスをご覧下さい。
<関連記事>: アンダーセン窓のコンバーション・キット (2015年5月1日)